リリース英語活用実態調査2019
調査会社一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会IIBC
(TOEIC運営)
調査期間2018.11~2019.02
調査対象2,442の企業・団体から有効回答数528/日経ビジネスオンラインの登録者20~50代のビジネスパーソン有効回答数466

企業が社員に期待するTOEIC平均スコアは、新入社員で535点、中途社員で560点、技術部門で560点、営業部門で575点、海外部門で690点となっています。TOEICのスコアを昇進・昇格の基準にしたり、スコアに達することで報奨金や資格手当を設けたりしている企業もあります。
新入社員に求められる500点前半・中途社員や技術部門、営業部に求められる550点~以上のスコアは、英会話の力が付き始め、短いフレーズだけでなく長文の聞き取りができ始める。相手によって使い分けはまだ難しい段階。リーディングとライティングは、基本的な単語や文法は理解できても、複雑な英文はまだ難しいという段階と言われています。海外部門に求められる600点~のスコアは、英会話の力は、意見を自分の述べることができ、相手の長文も聞き取れるレベル。細部の語彙の理解はし切れない段階と言われているようです。
800点以上の人の学習方法は、〔映画・動画の視聴〕〔英文記事を読む〕〔Skype英会話・英語の歌を聴く〕〔外国人の友達〕といった生きた英語を活用する傾向にあります。600点~800点未満では、〔テレビ・ラジオの英語講座〕が。600点未満では、〔CDなどの英会話教材〕を利用して学習し、講座や教材などを活用する傾向にあるようです。
全てのスコア帯で利用していることが分かった学習方法として、参考書・問題集・スマホのアプリのほか、英会話教室やオンライン英会話などの語学学校や、通信教育を利用することで、英会話に耳を慣らしているようです。スコアレベルに関係なく、常に生の英語に触れることは、スコア維持はもちろん、テストとは違う実践力としても求められているようです。
詳しい調査結果は調査元のURLからご確認ください。
調査元URL:https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/katsuyo_2019/pdf/katsuyo_2019_corpo.pdf