リリース2017.01.05
調査会社講談社 http://www.kodansha.co.jp/
調査期間2016.10.28~2016.10.30
調査対象1ヵ月以上の留学や海外生活がない全国の20代~60代男女1,000人
(10歳刻みで男女各50人)

留学や海外生活の経験がなく、日本の義務教育で英語を学んだいわゆる「純ジャパ」の人に英会話力について聞いた結果。外国人とのコミュニケーションをとりたいと思っている人は多いものの、実際に満足にコミュニケーションがとれたと感じている人は少ないようです。
必要な力としてはもちろん「英語力」ですが、話すための「勇気」が必要という声が半数ありました。実際に道を聞かれた時の対応としては、しっかり英会話で道を伝えることができている人は3割ほどで、それ以外の人は、身振り手振りを交えたジェスチャー英語で乗り切っているという結果です。無言で逃げる人もいるほどで、「勇気」がいるという声に頷けます。
〔英会話レベルについて〕では、ほとんど話せない人が5割弱、さらに自分の英語力は「小学生レベル」という自覚がある人も5割弱。「話すことも聞くことも問題なくできる」「仕事ができるレベル」の人は5%未満ということです。
若い世代は英語が身近になってきているものの、幅広い年齢層でみた時には、日本人のほとんどの人が話せる状態ではないというのが現状のようです。英語力が備わっていない原因を中学時代の英語が楽しくなく、文法ばかり学ばされたことが原因と考える人が多いようです。
こういった英会話力不足を実感している純ジャパの現状ですが、「中学生レベルの英語で外国人とコミュニケーションができる」と知った場合〔英会話をもう一度学んでみたいか〕聞いてみたところ、もう一度学び直したいと考える人は7割となり、英語学習自体の意欲は消えていない様子です。今後3~4年くらいで英会話力を高めたいという人も7割という結果でした。
オリンピック開催予定地となったことも相まって国際化が加速、外国人渡航者が増え続けている日本で「おもてなし英会話」のような日常的な英会話力が求められています。外国人に日本の文化を紹介したり、日常会話を外国人と楽しんだりしたいという気持ちが高まってきているようです。
詳しい調査結果は調査元のURLからご確認ください。
調査元URL:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104213/201701057627/_prw_OR1fl_g0M8bq8P.pdf