リリース2017.01.05
調査会社レアジョブ英会話 https://www.rarejob.co.jp/
調査期間2018.12(6日間)
調査対象同社の法人向けサービスを利用している企業担当者 回答数184名

回答者は、同社のオンライン英会話法人向けサービスを利用している企業担当者。オンライン英会話を研修に導入している業界は、製造業が全体の約4割。従業員規模は300人未満が41%、1000人以上が36%でした。
3つの項目〔受講対象者層〕〔研修を設計する際に重視する点〕〔オンライン英会話(レアジョブ)のサービスに対する評価〕についての項目から、英会話研修市場のトレンドを導き出しています。
〔受講対象者層〕では、4年目以上の中堅社員層が86%、役職者層が79%となっています。2-3年目の若手社員層は3番目に多く67%という数字です。少数ながらも一部の企業では、内定者向けの研修に組み込み、新卒採用での優位性を得るために研修導入をしている企業もあるそうです。
トレンドとしては、
・経営層の英語活用ニーズの高まり
・採用時のアピールで他社と差別化
・若手社員のスキルアップと離職防止策
・外国人受け入れ態勢の向上や現地法人マネジメント力の向上
など、様々な目的があり、さらに会社規模により研修対象者の特徴に違いがあります。
また、〔研修を設計する際に重視する点〕では、7割以上の企業が〔利便性〕〔研修の学習成果〕を重視していると回答している一方で、学習成果をどれほど重視するかという点では社員の英語力に指標を立てている企業はまだ半数程度の54%という実態です。オンライン英会話と企業間の連携が必要なところだと言えるでしょう。リスニング、ライティング、リーディングに比べ、スピーキング力については成果指標の設定は難しいものと思われます。グローバル人材育成のためにオンライン英会話研修の需要が高まりを見せるなかで、研修側に求められるトレンドとして「学習成果」とどう向き合うかが課題となっています。

詳しい調査結果は調査元のURLからご確認ください。
調査元URL:https://www.atpress.ne.jp/news/178877
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