リリース2020.05.01
調査会社全研本社株式会社
調査期間2020.04.22~2020.04.24
調査対象テレワーク実施企業に勤める女性会社員113名

コロナウィルス対応策としてテレワークを積極的に導入する企業が増えています。
在宅ワーク中の女性会社員に向けた英会話に対する意識・関心度調査した結果、〔在宅期間中に何を学びたいですか〕という質問では、1位は〔英語〕。2位は〔興味のある分野についてのインプット〕。3位は〔公的資格〕でした。続いて〔現職に役立つスキル〕〔読書〕〔特にない〕〔その他〕という順になっています。さらに、〔英語〕と回答した人のうち、81.7%の人が〔オンライン英会話に興味がある〕ようです。英語を学びたいという意識の高まりの中でも、特に自宅で受講できるオンライン英会話の需要が高まりを見せています。
理由として多かったのは、〔スキルアップのため〕が37.7%です。2番目に多かった理由は、海外への渡航に制限が出ている現状から、〔海外に行けないため少しでも海外気分を味わいたい〕という理由が26.2%となっています。そのほかに、3割が〔在宅で寂しいため人と話したい〕〔英会話を話してリフレッシュしたい〕と考えているようです。〔仕事で必要〕という理由は4.9%でした。
限られた生活エリアで、使える時間を有効活用するべくオンライン英会話でのスキルアップが選択肢として考えられるようになっています。〔海外に行けないため少しでも海外気分を味わいたい〕〔在宅で寂しいため人と話したい〕〔英会話を話してリフレッシュしたい〕という理由は、合わせると57.6‬%となり、半数以上の人は外出自粛中のストレスを軽減する目的が主なようです。
オンライン英会話学習サービスを選ぶ基準として、〔講師の質の高さ〕を1番重視することが分かりました。2番目は、〔金額設定〕。3番目は、〔利用のしやすさ〕です。対面ではないオンライン英会話では、レッスンの進行や受講環境の良さは講師のスキルにかかってきます。講師の質の高さがサービスの良さの決め手とも言えます。
どのような英会話サービスを在宅勤務中に必要としているかとう質問では、〔マンツーマン指導〕〔数回/数日のレッスンが無料で体験できるサービス〕〔動画視聴で学習できるサービス〕の順で多く、〔回数無制限で利用できるサービス〕〔講師に学習相談ができるサービス〕はそれぞれ4割程にとどまりました。
コロナウィルスによる支援策で無制限のオンライン英会話などもありますが、スキルアップのためという点では、しっかりと身に着くイメージのあるマンツーマン指導や、繰り返し視聴できる動画視聴型、お試しができる数回/数日の無料レッスンなどが選ばれていく可能性があります。生活が一変した中でも質を落とさないことを、働く女性が望んでいることが分かります。良くわからないサービスを無料で受けるより、せっかくスキルを磨くのであれば費用対効果が重視されてくるでしょう。
詳しい調査結果は調査元のURLからご確認ください。
調査元URL:https://www.fnn.jp/articles/-/38561